婚活のルール
まおです。
全ての婚活サイト(結婚相談所)の活動ルールを把握しているわけではありませんが、恐らく、何らかの事情で交際を中止した時は、お相手の情報を削除するのがルールだと思います。
代表的な物は電話番号やメアドなどでしょう。
ツーショットの写真とか、プレゼントといった類の物も、基本的には処分するのがルールかなと思っています。
しかし、それがなかなか守られない場合もあって、嫌な思いをすることも時にあったりします。
見知らぬ番号からの着信
一樹さんの自宅で過ごしていた水曜日の夜。
晩ご飯を食べている最中に、一樹さんのスマホに着信がありました。
登録されていない見知らぬ番号で、食事中だったこともあり、電話には出ませんでした。
一樹さんは、特別な場合を除いて、食事中に電話に出ることはありません。
『食事を作ってくれた人に失礼だから』だそうです。
もちろん、テレビを見ながら食事をとることもしません。
この時も『知らない番号だし、用があればまた掛けてくるだろう』と言って出ませんでした。
『それより、まおさんが一生懸命作ってくれた牛丼を、冷めないうちに食べよう』と。
一樹さんの様子に不審な点はなく、掛かって来た番号に、本当に心当たりはなかったようです。
2回目の着信
見知らぬ番号から2回目の着信があったのは、夜10時近くだったと思います。
この時間に電話を掛けてくるのは、迷惑電話よりも、ある程度のお付き合いのある方(知人)の可能性が高いでしょう。
2人でスマホを覗き込むと、先程と同じ番号のようでした。
一樹さんは『誰か分からないけど、出てみるか?』と言いながら電話を取りました。
私も、こんな時間(そこそこ遅い時間ですよね)に誰だろうと思いながら、一樹さんの隣に座って、電話の向こうから聞こえてくる声に集中しました。
すぐに分かったのは、若い女性だということです。
私はフザケながら、一樹さんにベッタリ張り付いて「どこのどなたですかぁ?(´艸`*)」という、無言のプレッシャーを与えていました。
冗談半分、面白半分です。
一樹さんの横っ腹を突っついて、ヘラヘラ&イチャイチャしてました。
だって、一樹さんの元カノなんて、全く予想もしていなかったから・・・。