2連泊しちゃう
まおです。
昨夜1泊して、今夜は帰る予定でした。
一樹さんが、今夜、テニス仲間との新年会の予定があったから。
でも『もう1泊していけば?』
そう言われて、甘えました。
『22時までには帰るから』
そう言って、一樹さんは新年会へ。
今夜も広いリビングに、ぽつんと一人。
一人でテレビを見ても面白くない。
一樹さん、早く帰って来ないかなぁ~。
昨夜と同じ状況だ(^_^メ)
昨夜のこと
昨夜、一樹さんの仕事が終わったのが21時半近く。
従業員さん達の車がなくなって、間もなくして、医院と自宅を繋ぐドアが開く音がした。
一樹さんが『まおさん、お待たせ~』と大きな声を出しながら、階段を急いで上がって来た。
自宅リビングのドアを開けて迎えに出ると、一樹さんは両手を胸の前で合わせ、ごめんねのポーズで立っていた。
「ふふふっ。。、お帰りなさい^^」
『ただいま。ごめんね』
「お疲れ様。大変だったね」
『まおさん、ご飯まだ食べてないの?』
晩ご飯は、先に食べるように言われていた。
時間通りに薬を飲めるように、気遣ってくれたのだ。
「今朝、飲んだのが遅かったから。大丈夫だよ」
そう伝えて、一樹さんがお風呂から出てくるのを待って、一緒に食事をとった。
どうしたの?
私の作ったオムライスを『懐かしい味がして美味しい』と言いながら食べてくれた一樹さん。
ポトフも『野菜が沢山取れて嬉しい』とおかわりしてくれた。
ひと段落ついて、今朝の電話のことを聞かれた。
『(泊まりに来ること)「どうしようかなぁ」なんて言われたから、俺、フラれたかと思ったよ』
「何か悪い事でもしたの?」
『してません(←キッパリ)』
どうしてあんなこと言ったのかと聞かれたけれど、答えられなかった。
気が乗らなかったなんて失礼だし。
自分でも説明のしようがない。
最近、朝はテンション低いんだ。
この世の終わりみたいな気持ちになる。
自分だけ取り残された気がする。
でも、そんなことを話したら、一樹さんに、また心配を掛ける。
そう思うと、下手なことは言えない。
余分なことは言わずにおこう。
一樹さんだって、仕事で疲れてるんだ。
余計な心配を掛けちゃダメだ。
そう思って頑張る。
早く一樹さん、帰って来ないかなぁ~。