お願いします
まおです。
大地さんから『まおちゃんのお友達を、僕に紹介して!』と言われて、困ってしまった私。
一樹さんは『図々しい男だろ?無視しといて』と笑っていました。
しかし、大地さんは優しそうな良い方なので、お相手が見付かれば連絡することにしました。
心当たりがないわけではないのですが、問題は「距離」です。
私の地元から一樹さんの自宅まで、車で1時間半。
更に、一樹さんの自宅から大地さんの自宅まで、車で2時間。
つまり、私の地元のお友達を紹介するとなると、車で3時間半近く移動しなければなりません。
地元のお友達は、ちょっと難しいかもなぁ。
床で寝た?
おせちパーティーは朝方まで続きました。
私は、途中で眠くなり、先に寝室のベッドで休ませてもらいました。
一樹さんと大地さんが、何時まで飲んでいたのかは分かりません。
私が目覚めたのは9時過ぎ。
リビングは静かでしたので、一樹さんと大地さんはソファーで眠っているのだろうと思いました。
着替えて、リビングの片付けと朝食の準備をしたくて、寝室から出ようと思ったのですが、寝室のドアが開かない。
えっ?何で開かないんだろう。
そう思って、思いっきり押し開けようとすると、2~3センチ開いたドアの隙間から毛布が見える。
誰だ?こんな所に毛布を置いたのは(ーー゛)
毛布が挟まってドアが開かないと思った私は、全体重をかけてドアを押し開けました。
すると。。。
『まお・・さん・・・イタイ』
「へっ?」
ビックリしてドアから顔を出すと、毛布にくるまった一樹さんが、床に寝ている!
「何してるの?!」
寝室から出られない私に気付いて、大地さんがソファーから起き上がり、一樹さんを毛布ごと引きずってドアを開けてくれました(・_・;)
何事かと思って理由を聞くと
『夜中に酔っぱらった大地が、まおさんの寝室に入らないように入り口で寝た』と。
酔っぱらっているのは
一樹さん
貴男ですっ!!
一樹さんは変わった?
一樹さんと大地さんが、交代でシャワーを浴びている間に、リビングの片付けとお雑煮を作ろうと思った私。
しかし、リビングは綺麗に片付けられ、洗い物はまとめて水に付け置きされていました。
二人とも、目を見張るほどの家事力です。
結婚しても家事をしてくれたら、奥さんは楽だな!
そんなことを考えながらキッチンでお雑煮を作っていると、大地さんが隣でお餅を焼いてくれながら『まおちゃんと出会って、一樹は変わった』と言ってくれました。
『角が取れて丸くなった』のだそうです^^
『具体的に、どこがどう変わったかと言われると困るけど、自分にも他人にも優しくなった』と。
何だか凄く嬉しい(#^.^#)
一樹さんが変わったということも、そして親友の大地さんからそう指摘されたことも、どちらもとっても嬉しい。
『一樹のこと、宜しくね!』なんて言って貰えて、涙が出そうなくらい嬉しかった。
私も大地さんも話に夢中で、お餅を焦がしちゃったけれど、一樹さんは文句を言わずに平らげてくれました(^_^メ)
「一年の計は元旦にあり」と言います。
一樹さんと一緒になれたら良いな。
そして一樹さんも、同じように考えていてくれたら嬉しいな!
ただひとつ気がかりなのは病気のこと。
このところ調子が良くて、自分でも忘れてしまっていることが多いのですが、来週、MRIの造影剤を入れる撮影の予約が入っています。
予約日を待ちわびていたのですが、いざ近づくと気持ちが落ち込みます。
正直、不安な気持ちで一杯。
一樹さんとの関係が深くなればなるほど、幸せな気持ちと比例して、不安な気持ちも大きくなります。
あっ、新年早々マイナス思考じゃダメですね。
忘れて下さい(^_-)-☆