カツラかどうかは分からなかった
まおです。
南さんの彼氏の聡志さんが、さっさと(?)帰ってしまったので、女二人で2次会に行った。
飲めない二人なので喫茶店でカフェオレを頼んだ。
早速、南さんから『どうだった?』と聞かれたので「カツラかどうかは分からなかった。」と答えたら怒られた。
『そうじゃない!彼の人柄を聞いてるの!!』と。
そんなに、怒らないでよ。
南さんが、ヅラだなんて言うから悪いんだよ。
気になって気になって、食事にも話にも集中出来なかったんだからさぁ。
取り合えず「落ち着いていて、大人の男性って感じかな。真面目そうな人だよね。」と感想を述べた。
なんか気になることはなかったかと聞かれたので、普段からあんな難しい話をするのかとたずねてみた。
ま お「聡志さんてさ、いつもあんな選挙演説みたいな政治の話をするの?」
南さん『政治や経済の話は好きだね。』
ま お「南さんも政治や経済に興味があるのならいいけど、あまりご自身のことは話さない方みたいなのが気になったよ。」
南さん『そうね。聞かれたことしか話さないかな。』
ま お「デートも21時で解散って、早すぎない?」
南さん『仕事が大変みたいだからね。』
ま お「お医者さんに、それを言われちゃうとねぇ。。。」
彼の実家に招かれたって!?
南さんの話を聞いていて、何だか心配になりました。
・忙しい
・デートは早く切り上げる
・自分のことはあまり話さない
なんかイケないパターンじゃないでしょうか?
それに加えて、日曜日は休みのはずだけどデートしていないと聞いて、ますます嫌な予感がしてきました。
思いっきって「まさかだけど、また二股とかないよねぇ?」と聞いてみると、南さんから意外な答えが!
『実はね、先週の土曜日に聡志さんのご実家にお邪魔したの。』
『彼のご両親とも会って、お話したの。』
え~っ、本当!
もう、結婚決まったようなものだね!
おめでとう\(^o^)/
そう言おうと思ったのだが、南さんの表情を見て、私はとっさに口をつぐんだ。
なんだか浮かない顔をしている。
彼女だとは紹介されなかった
彼の実家に招かれたというのに、全く嬉しそうな顔を見せない南さんに、どうしたのか聞いてみた。
ま お「何でそんなに浮かない顔をしてるの?」
南さん『応接間でご両親に紹介されたんだけど、彼は私を彼女だとは一切言わなかった。』
ま お「じゃぁ、ご両親は南さんを誰だと思って会ってくれたの?」
南さん『友達か、職場の人間だと思ったんじゃないかな?』
ま お「そんなことないでしょ?土曜日の夜に、いい歳の独身息子が女性を連れて来ると言ったら、彼女に決まってるもん。そのくらいご両親だって分かっていると思うよ。」
南さん『そうかなぁ。でも、結婚の話とか一切出なかったし。世間話で終わったよ。』
ま お「まずは、第一次審査だったかもしれないじゃない?その後も、聡志さんとデートしてるんだから、合格だったんじゃないかな?」
南さん『それなら嬉しいな^^』
最後は笑顔になった南さんでしたが、恋愛に臆病になってしまったのかな?
私も南さんも四股の後の恋愛ですから、正直、男性のことを100%信頼出来ないと思うこともあります。
でも、男性が自分の両親に合わせたのですから、男性にもそれなりの覚悟があったはずです。
南さんが、このままゴールインしてくれたら嬉しいな。
ただ、私は、ちょっと苦手なタイプの男性でした。
ディナーをご馳走になっているのに、本当に申し訳ないんですが、何を考えているか分からないという印象しかありません。
でも、大切なお友達の彼氏です。
仲良く出来たら良いなぁと思います^^
はじめまして!そのお友達と似た状況の時があったので、
コメントしてしまいました。何を考えているのかわからない印象の人は
付き合っていくのに不安ですよね。お友達の恋愛がうまくいきますように…
ALIERIさん、初めまして。
何でも口に出して話してくれると分かりやすいのですが、相手の言葉尻や仕草で何を言いたいのかくみ取るって難しいですね。
流行りの「忖度」するって言うんでしょうか?(笑)
南さんのゴールが近いといいなぁと思っています。