発熱でダウン
まおです。
外泊を終えて病院に戻った翌朝。
7度8分の発熱でダウンした。
そんなに高熱ではないのに、
体力が落ちていたからか少々堪えた。
久し振りの真夏の外出の疲れと、
気が抜けてしまったのとで、
1日中ベッドで横になったまま
大人しくしていた。
でも、夜、いつもの様に一樹さんが
お見舞いに来てくれる頃には、
だいぶ楽になって夕食も食べられた。
心配してくれる一樹さんに
「ごめんね。張り切り過ぎた(^^;)」
そう言って謝った。
『華さんとは連絡取れた?』
そう聞かれてスマホを確認すると、
木曜日の朝に送ったLINEが
まだ既読になっていなかった。
「具合が良くないのかもしれない。
もう少し返信を待ってみるね」
そう言って、その日は終わった。
体調に波があった華さんは、
これまでも既読にならなかったり、
返信が遅れたりすることがあった。
今回も、きっとそうだと思っていた。
LINEの返事を待つ
翌朝は、熱も下がって体もだいぶ楽になった。
スマホを確認すると、華さんに送ったLINEが既読になっていた(●^o^●)
待っていれば返事は来ると思っていた。
が、午後になっても返信はなかった。
お見舞いに行けなかったことが
気になっていた私は、
思い切ってLINEで連絡をした。
「木曜日は行けなくてごめんね。
具合どう?返信はいつでもいいよ」
すると、すぐに既読になった。
そして、間もなく返事が来た。
『華の母です。
昨日、旅立ちました。
仲良くしてくれてありがとう。』
頭の中が真っ白になりました。
「旅立ちました。」って?
こんなにも早く?
こんなにも突然に?
そんなことってある?
信じられなくて、何も考えられなかった。
ただただ涙が次から次へと溢れて来て止まらない。
知らせてくれた華さんのお母様に、
お返事をしなくてはならないのに、
スマホの画面が涙で滲んで見えない。
そしてお母様のお気持ちを思うと、
言葉が見付からなかった。