結婚と出産
まおです。
最近、ちょっと病んでました。
婚活、結婚、出産と、基本のレールに乗ろうとしていて、乗れない自分に気が付いたから。
自分で分かって納得していることも、周りから指摘されると非常に辛いということも知りました。
一樹さんから、婚約指輪を頂いてから、外出の時は身に付けるようにしていました。
結婚指輪をするようになると、婚約指輪ってなかなかする機会が無いので、なるべく身に付けたいと思ったから。
周りの友達も結婚適齢期の子が多く、私の婚約指輪をめざとに見つけて、話題にしてくれます。
もちろん祝福の言葉を頂いて嬉しい限りです。
でも、どうしてもお相手の一樹さんの話が終わると、次は子供の話。
病気の話を言える友達ばかりではなく、返答に困ることもあります。
婚約指輪と結婚指輪
「それってハリー・ウィンストン ?」
ストレートな質問を投げかけて来たのは麗奈さん。
「内緒だよ^^」
そう答える私に彼女はこう言った。
「見れば分かるよ。値段も大体ね(-“-)」
かなり失礼な物言いに聞こえるけれど仕方ない。
私は麗奈さんに、若干恨まれている(^^;)
麗奈さんは、式場のジュエリー担当。
「何で、よその店で買っちゃったの?」と怒られた。
販売成績は、彼女のお給料に如実に反映するらしい。
でも、婚約指輪は男性に買って貰うものなのでねぇ。
実際、一樹さんもお付き合いのあるところからの購入だ。
こういったしがらみは本当に難しい。
結婚指輪は、麗奈さんから購入する約束をして、許してして貰いました(^^;)
仕事と育児
「ところでブライダルの仕事はどうするの?」
麗奈さんも結婚を控えた働く女性です。
話題は当然のように、仕事と育児の両立になります。
私が「子供はいらないかなぁ~」なんて言っちゃったもんだから、麗奈さんからの集中砲火を浴びました。
「どうして?なんで?」
「彼がいらないって言うの?」
「まおさん、可哀想」
なんだか麗奈さんの中で、一樹さんが冷たい男性で、私が可哀想な女性になっちゃったらしい(-_-)
でも、ここで病気の事を伝えて「大丈夫だよ」とか「頑張って」とか言われるのは絶対に嫌なので、話をうやむやに終わらせました。
最近は、他の友達ともこんな感じになっちゃうこともあって、困っています。
進んで病気のことを話したくないし、それで同情されるのも嫌だし。
そうこうしているうちに、段々と気持ちが沈んできてしまいました。
そこで、思いついたのがこの言葉。
「私、子供嫌いだし!」
この一言を発すると、子供の話題は強制終了です。
お友達の子供さんの話を聞かされることもなくなります。
そう、今は、友人の子供さんの話を聞くことすら苦痛なのです。
先日も、外来の看護師さんに不妊外来の話をされて「私、子供が嫌いなので」そう伝えたら、それ以上、何も言われませんでした。
「子供はいらない」と言うと、いろいろ理由を聞かれます。
でも「子供は嫌い」と伝えると、即終了です。
今は自分のテンションが地獄の底まで落ちてしまって、自分の気持ちを閉ざすことが一番楽なのです。
人の意見を聞き入れないことが、一番平穏で居られます。
そして、気持ちを閉ざしたままで良いとそっとしておいてくれる一樹さんが、何より心の支えです。
もし、皆さんの周りに「子供は嫌い」と言い切る人が居たら、もしかしたらその方は、子供が大好きな人なのかもしれません。
意外に、私だったりするかも?^^